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<aside> <img src="/icons/book_gray.svg" alt="/icons/book_gray.svg" width="40px" /> Product Developerとして、主にデータ基盤の設計・開発や、新規事業開発部門におけるプロダクト開発を担当されている工藤さん。約32年間に渡るプログラマー歴にプラスして、WEB業界でもエンジニアとして幅広い経験を誇る工藤さんは、ZEROBILLBANK JAPAN における1号社員として2017年に参画されたそうです。

今回は、社内の開発部門を背負う工藤さんに、ZEROBILLBANKで働く魅力と、実際にどんな人が合っていると思われるかについて、具体的に聞いてみました。

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セルフラーニングを自ら進んで楽しめる人

それでは早速、いろいろと伺っていきたいのですが、 まずは工藤さんがZEROBILLBANKにご入社された経緯を教えてください。

私は2017年にZEROBILLBANKに入社したんですが、WEBエンジニアになる前は、ずっとプログラマーとして勤務していたんです。約32年間になるのですが、主にCADやCG、GAME、MOVIE業界など、大企業から中小企業まで幅広い分野・業態で開発部門を担当してきました。

そんな中、Node.JSという言語との出会いから大変魅了されまして、2014年に思い切ってWEB業界に転身したんです。スタートアップやWEB制作企業など、様々な会社でモバイルアプリの立ち上げや、POSシステムの構築などに従事してきました。

そして、当時関わっていた美容業界の予約システムのプロダクト開発で、例えば個々人の入力ミスにより、うまくデータが連動できないといった課題があり、POSシステムにおけるプロダクトとのアナログな連動のあり方に疑問を感じていた中、ブロックチェーン技術の必要性に直面しまして、仕事をしながらブロックチェーンの技術を独自で学んでいきました。

その後、2017年に ZEROBILLBANK JAPANに入社し、現在は Product Developer として、主にデータ基盤の設計・開発を担当しています。

なるほど。ブロックチェーン技術を独学で習得されるのは結構大変にも思えますが、やはり好きだからこそ学べる!といった形で学びを進めていかれたのですか?

はい、そうですね。私の場合は、趣味も仕事もプログラミングというタイプなので、新しい技術を学んだり、何か新しい機能やプロダクトをテスト的に作ってみることが苦ではなく、むしろ楽しいというか。好きだからこそ学べるというのは正直あるのかもしれないですね。

でも、そういう意味では、セルフラーニングができる人のほうが、ZEROBILLBANKには合っているのではないかと思います。

弊社では、各々の専門性を持ったプロフェッショナルが集まっています。開発のプロ、ビジネスディベロップメントのプロ、人事バックオフィスのプロ、それぞれに日々最新の情報や技術、テクノロジーをキャッチし、事業アイデアに組み込んでいくような形なので、無理して努力をするというよりも、自らが自然に楽しみながら学びを進められる人は、弊社でもスムーズにフィットするような気がしますね。

オンラインインタビューに答えてくださっている工藤さん。
ZEROBILLBANKはフルリモートOKな会社なので、自宅で仕事をすることが多いと語る。

オンラインインタビューに答えてくださっている工藤さん。 ZEROBILLBANKはフルリモートOKな会社なので、自宅で仕事をすることが多いと語る。

個人の裁量に任せてもらえることが

各々の「やり甲斐」にも直結する

セルフラーニングができる人は、たしかに担当領域以外のことに対しても アンテナ高く楽しんでいけそうな感じがしますよね。

はい、もちろんそれだけが重要というわけではないのですが、ZEROBOILLBANKのメンバーは、とにかくスピード感も非常に早い状態で実装まで行っていくことが多いので、基本的なスタンスとしては先ほど申し上げたとおり、自ら学びを深めたり活かしたりできるタイプの方がフィットすると思いますね。

なるほど。他にも、例えばこんな方が合うのでは?というポイントなどはありますか?

そうですね、たとえば技術力が最初から高い方は、おそらく弊社でも「即採用」になると思います(笑)。ですが、そういった方と出会うのはなかなか難しい側面もありますので、たとえば弊社の設定する技術力の足切り点が70点だと仮定して、応募された方の現状が65点くらいだったとする。そう、まだ5点ほど技術力が足りていないわけです。ですが、その足りない5点を、入社して一緒に仕事をしながら、自らの時間を使って積極的に学んでいける方は、とても前向きですし今後の成長面でも非常に良い機会につながるのではないかと思うので、ぜひエントリーしていただけたらなと思います。

そして、もう少し専門的なことを申し上げますと、同じエンジニア業界でも、様々な分野に精通している人材が多い中、弊社で現状すぐに必要となるのは、やはりブロックチェーンやスマートコントラクト、暗号、証明、NFT、電子署名などの技術領域になるので、WEB3.0の分野に興味があるというのも大きなポイントではないかと思います。あともう1つの要素としては、弊社の取引先企業のほとんどが大企業であるという特性から、最低限のビジネスマナーを心得ている、比較的大人の方が良いのではないかと考えます。

なるほど。それでは逆に、入社した後も、個々のプロフェッショナル性があれば、ある程度の責任を持って任せられるという側面もありますかね?

はい、大いにありますね。弊社はまだまだ少数精鋭のスタートアップ企業ですから、個々の裁量にある程度委ねるしかないというのは現状まさにあると思います。ですが、それがかえって良い意味での「やり甲斐」と「成長」につながっているではないでしょうか。

例えば、クライアントとのMTGの中で、自分はこの機能が必要ではないか?と思ったものがあるとします。ですが、実際に打ち合わせを進めていく中で、今いまはまだ必要ないと判断された場合、あなたならどうしますか?たぶんほとんどの人は、そこで案から外して、一旦諦めて作り進めることになると思います。ですが、先を見据えて想定される、未来に必ず必要だと思う機能だったわけです。もしかしたら今いまはまだ不要であっても、その先に必要な場面が来るかもしれない。そんなことを考えながら、まずは自らトライして簡易的なものを作ってみたり、次回の提案でデモだけでも見せてみたり。自らが学び、活かし、提案に盛り込んでいくことで、クライアントが抱える本質的な課題に対して、その「一歩先」を見据えて提案していけると、意外と次々回くらいのタイミングで「やっぱりその機能も欲しいから実装して」っという、思わぬ展開に繋がったりするわけですね。私はここに大きなやり甲斐を感じる場面が結構あります。

各々の持つプロフェッショナル性があるからこそ、そこは個々の裁量に「敢えて」任せることによって、それぞれがいかに考えを深掘りしていけるのか、そして結果的に自他ともに成長していけるのか。ZEROBILLBANKでは、そんな個々の裁量に紐づいた自己成長性みたいなものも、実感できる場面が多いのではないかと思います。